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【失敗は成功のもと】H3ロケット打ち上げ中止で見えてくる「失敗」の本当の意味

2023年2月18日


2023年2月17日、日本の主力ロケット「H3」が打ち上げ中止となりました

それを受けて、JAXAによる記者会見で、ある記者からそれは一般に失敗といいます」と言ってみたり、

はたまた、大臣が「失敗は成功のもと」と言って謝罪したりと、言葉の捉え方一つで話題となっています。

「失敗」という言葉には、否定的なイメージを持つ人も多いかもしれません。

しかし、実際には「失敗」から多くの学びや成長を得ることができます。

今回の記事では、失敗という概念について深く掘り下げ、

「失敗」の本当の意味や、成功につながるためにはどのように取り組むべきかなど、多角的な視点から失敗について考えていきます!

こんな方におすすめ

  • 失敗を経験したことがある人
  • 失敗をしても諦めずに次に進みたいと思っている人
  • 失敗から学び、成長したいと思っている人

「失敗」とは?

まずは、「失敗」とはどういうことか考えてみましょう。

辞書で調べてみると、

  • 物事をやりそこなうこと。
  • 方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。
  • しくじること。
引用元:デジタル大辞泉 https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%84%9B%E5%AC%8C/

と、どうしてもマイナスの内容が目立つ「失敗」ですが、

「失敗は成功のもと」や「失敗学」というものがあるように、「成功」よりも「失敗」から学ぶことも多いのも事実です。

「失敗は成功のもと」の意味

トーマスエジソンが発祥の「失敗は成功のもと」という言葉。

失敗を経験した人は、この言葉に何度も救われたのではないでしょうか。

私もその一人です!


次にこの言葉の捉え方について考えてみます。

花は咲かなかったが、肥料となる

失敗は誰にでも起こり得るものであり、成功に至る過程でつまづくこともあります。

しかし、「失敗」が肥料となり、得られた教訓や経験から、成功につなげることが出来ます。

失敗を恐れずに挑戦することが重要

失敗を避けようとして、何も行動を起こさずにいると成功することもできません。

失敗は、挑戦したことによって生まれた成果物の一つです

失敗を乗り越えることで、自分自身が成長し、新たなスキルや知識を身につけることができます。

失敗を成功への道しるべとして捉えることができる

失敗を経験して、何がうまくいかなかったのかを分析し、改善点を見出すことで、次に同じ失敗を繰り返さないようにすることができます。

成功に向けて、失敗を避けるだけでなく、失敗から学ぶことも大切なのです。

「失敗」は主語によって変わる

ここまで、「失敗」について解説してきたわけですが、

次に大事な視点、「失敗」は誰にとっての失敗なのか?考えてみましょう。

例えば、今回のH3ロケット打ち上げの中止については、

ロケットを”打ち上げること自体”は、失敗だったかもしれないが、
今回「フェールセーフ」という安全機能が働き、安全な状態で打ち上げずに済んだともいえるため、安全に停止することに「成功」したともいえます。

つまり、「失敗」は主語が誰・何かによって変わります。

誰かが「失敗だよ」といったとしても、当事者である自分が「これは失敗ではない」と思えば、「失敗」ではなくなるということです。

本当の意味で「失敗」とは?

では、本当の意味で「失敗」とは何か。

結論を言うと

心が折れて挑戦をやめること

これは目標が達成されなかったことで、立ち止まってしまうことではありません。

人生にはいろいろな局面があり、時には進むことを諦めることが必要な場合もあります。

例えば、目標が自分に合っていなかったり、環境が変わって目標が変わったりする場合などです。


このような場合、進むことを諦めたとしても、それを失敗とは捉えず、新たな目標を見つけて挑戦し続けることが大切です。

つまり、新たな目標に向かって前進することで、自分にとって成功につながります。

まとめ

今回は「失敗」についてまとめてみました。

「失敗」は日常や仕事ではつきものですね。「失敗」することは誰でも怖いし嫌です。

ただ、そんなときに諦めずにリカバリーすることで、目標を達成したり、人から信頼を得たりすることができます。

成功に至るまでの過程で、山もあれば何もある。成長や学びの機会と捉えて、諦めず前に進んでいこう!

失敗しても諦めない!

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